3月のアクラス研修のお知らせ「『できる日本語』で多様な教育実践を!」

3月のアクラス日本語研修「日本語サロン」のお知らせです。

お知らせ:2013年3月アクラス研修

◆ 「『できる日本語』で多様な教育実践を!
  ~〈実践者 & 著者〉大集合~」

◆日時:2013年3月17日(日) 10時~13時 Continue reading »

『できる日本語』(初級・初中級・中級)「できること(Can-do-statement)」一覧

『できる日本語』の共通テーマと<初級・初中級・中級>のタイトルをリストにしました。

 できるスパイラル図表<初級→初中級→中級> Continue reading »

『できる日本語』のシラバス一覧掲載

『できる日本語』のシラバス一覧を、ホームページにアップすることになりました。アルク、凡人社、アクラスのホームページでご覧いただけます。これまで、多くの方から「シラバス一覧がホームページ上で見ることができ、ダウンロード出来たら便利なんですが・・・。そんな計画はないんでしょうか」といったお問い合わせを多数いただいてきました。そこで、アルクと相談をして、本日アップすることになりました。どうぞご活用ください。

また、「各課の行動目標」と、「スモールトピックごとの<できること>」の一覧表も近日中にアップする予定です。このCan-do-statementsは、さまざまな形でご活用いただければ、と思います。

   『できる日本語初級』シラバス一覧

        『できる日本語 初中級』シラバス一覧

      『できる日本語 中級』シラバス一覧

なお、『できる日本語中級』の「学習項目」を50音順に並べたものは、こちらからダウンロードしてください。  
   学習項目一覧表(50音順)20130718

『できる日本語 わたしのことばノート 初中級』が出ました!

わたしのことばノート初中級』

わたしのことばノート初中級』

「できる日本語」シリーズの9冊目として、『わたしのことばノート  初中級』が出版されました。
2012年1月に『わたしのことばノート 初級』が出て以来、いろいろな方からコメントを頂きました。

〇授業でも、みんなで話しながら楽しくことばが学べる教材

〇学習者が自分でことばを整理しながら覚えられる教材

〇地域の日本語教室でも、学習者やグループに合わせて使える教材

どうぞぜひ『わたしのことばノート 初中級』もぜひご活用ください。ここに再度「はじめに」と「本書の構成」を記させていただきます。

【はじめに】
『わたしのことばノート 初中級』は『できる日本語 初中級 本冊』の補助教材として作られました。本書を活用することで、『できる日本語 初中級 本冊』で学習する語彙を自分で整理し、その運用力を身につけることができます。それぞれの課は話題や場面で構成されているため、その他の初級(後半)教科書を使用している方でも初級語彙の運用・習得に役立てることができます。

【本書の構成】
■【第1~15課】
   ・みんなで話そう!
   ・確認しよう!
   ・もっと覚えよう!
■【復習】
■【もっと覚えたい人のために】

 

 

『できる日本語』は「8人家族」となりました!

『できる日本語 初中級 教え方ガイド&イラストデータCD-ROM』

今年4月に出た『できる日本語 初中級』に、さらに副教材が1冊増えました。新しい家族は、『教え方ガイド&イラストデータCD-ROM』です。これまで「初中級のCD-ROMは、いつ出版されますか。」と何人もの方からお問い合わせをいただきましたが、やっと出版の運びとなりました。たくさんのイラスト、どうぞご活用ください。

『できる日本語』シリーズは、2011年4月に1冊目が誕生しましたが、なんとそれから1年半で8冊の教材を世に出すことができました。これも、20人近いメンバーをいくつもの班に分け、同時進行で、さまざまな教材を作り続けてきた結果だと、改めて「すばらしき仲間」の存在に感謝しています。

まだまだ『できる日本語 中級』や、『わたしのことばノート初中級』をはじめ幾つもの副教材を作っていく予定です。どうぞ今後とも<現場教師によって、現場で使いこまれた『できる日本語』シリーズ>をよろしくお願いいたします。

 

『できる日本語 わたしの文法ノート 初中級』が出ました!

『わたしの文法ノート初中級』

『わたしの文法ノート初中級』

4月に出版された『できる日本語 初中級』の副教材『わたしの文法ノート 初中級』が出版されました。学習者の方に少しでも購入しやすいようにと、大幅にページ数が増加しましたが、価格は初級同様「1、000円」に抑えました。

            <参考:初級=96ページ、初中級=144ページ> 

この『わたしの文法ノート』は、『できる日本語』の補助教材として作られましたが、その他の初級(後半)教科書で文法項目を学習した方でも使用することができるように工夫してあります。どうぞご活用ください!

なお、来週には『できる日本語 教え方ガイド&イラストデータCD-ROM 初中級』が出版されます。また、2013年3月までには、以下のものも出版されます。その後も副教材など随時刊行される予定です。

  ・『できる日本語 ことばノート 初中級』

  ・『できる日本語 たのしい読もの55 初級&初中級』

  ・『できる日本語 中級』

  ・『漢字たまご 初中級』

 

『漢字たまご』ヒント&ポイント

2012年6月25日に出版した『漢字たまご』は、使用場面を重視し、「できること」を明記した画期的な教材として、いろいろな方にお使いいただいています。少しでも使ってくださる方のヒントになれば・・・と思い、<ヒント&ポイント>をネット上に掲載することにいたしました。
使い方ですが、知りたいところにカーソルを合わせ、クリックしていただけると、PDFファイルが出てきます。
何かご質問がありましたら、いつでもご連絡ください。

嶋田和子   kazushimada@acras.jp

なお凡人社のホームページからも見ることができます。http://www.bonjinsha.com/kanjitamago/

『漢字たまご』
はじめに

【漢字たまご 初級について】
目次

本書の構成と使い方

内容構成表

漢字リスト
【ヒント&ポイント 初級】
第1課    第2課    第3課    第4課    第5課

第6課    漢字のパーツ     第7課    第8課

第9課    第10課   第11課   第12課   

第13課   第14課   第15課

 

【漢字たまご 初中級について】
目次 初中級

本書の構成と使い方 初中級

内容構成表 初中級

漢字リスト 初中級

 ※ 『漢字たまご 初中級』訂正箇所      『漢字たまご 初中級』115ページの図の訂正 pdf

 

【ヒント&ポイント 初中級】
第1課    第2課    第3課   第4課   第5課

漢字のパーツ   第6課   第7課  第8課   第9課  

第10課           第11課           第12課     第13課  第14課

第15課

『できる日本語』研修会報告(6.29)

「模擬授業」の打ち合わせ

「模擬授業」の打ち合わせ

6月29日(金)の夜、『できる日本語』研修会を実施しました。今回は、一般に参加者を募る形式のものではなく、1年以上前から主教材として採用してくださっている「江戸カルチャー」の先生方10名を対象にした研修会でした。イーストウエスト日本語学校の先生方も7名参加、また、これから使ってみたいというA日本語学校の先生2名、アルクと凡人社のスタッフも加わり、20名を越える大人数の研修会となりました。

 

江戸カルチャーでは、『できる日本語 初級』が2011年4月に出版される前から『できる日本語』を使ってくださっていました。つまり「学内使用版」からのお付き合いです。「学習者の発話能力を伸ばす教科書として『できる日本語』を採用することにしました」という教務主任白石さんの言葉は、今も耳に残っています。まだ、正式に出版されていない、仮製本の形での『できる日本語初級』を採用してくださったのですから、感謝感激です。その時から、いつかは、こうした江戸カルチャーとイーストウエストの先生方で「対話」をしたいと願っていたのです。

 

実際には、既に何度か使っている人、初級レベル担当ではないため使用経験がない人など、さまざまな方がいらっしゃったため、『できる日本語』使用校同士の「対話」を進めるというスタイルではなく、説明会スタイルに近い形で進めていくことになりました。初めての方も『できる日本語』のコンセプトを理解しようと、真剣に話を聞いてくださっている姿がとても印象的でした。

 

最後には、出来たてほやほやの『漢字たまご』の説明をし、漢字学習について一緒に考えていただく時間を取りました。接触場面を大切にし、「できること」を明記した教材であり、学習者の自律性を重視しているという点に、多くの方が関心を持ってくださいました。

コンセプトの説明

コンセプトの説明

 

夜の実施であるため、2時間しか取れませんでしたが、終わってからアチコチで小さな輪が幾つもでき、「漢字学習」に燃えているグループ、本冊の使い方について夢中で話し合っているグループ、出版社の人に質問をしているグループ、思い思いに終了後のフリータイムを楽しんでいました。まさにそこでは私が求めていた「対話」の輪が広がっていました。

 

私の次なる夢は、『できる日本語』を使っているさまざまな日本語教育機関、地域の日本語教室などが集まって話し合いをすることです。既に、博多からは「こんな使い方をしています。いつか一緒に話し合いをしたいですね」というメールも頂いています。

また、将来、多様な機関から代表者を出し、刺激的なパネルディスカッションを企画したいと考えています。こうした活動を続けていくことで、「日本語教育・支援の現場のネットワーク」が、<点から線へ、そして面へ>と、どんどん広がっていくことでしょう。

 

今回は、大がかりな『できる日本語』研修会でしたが、実は、アクラスではいろいろな「ミニミニ研修会」を実施しています。例えば、先週はこんな方々が見えました。

『漢字たまご』の説明

『漢字たまご』の説明

○「ちょっと教えてください」と、横浜のA日本語教室から見えた二人連れ

○「採用を考えてるんですけど、ウチのような機関では、どういうふうに使ったらいいのかアドバイスが欲しくて……」という三人組

○「『できる日本語初級』の「できる!」ってどうやったらいいんでしょうか」と授業展開について質問にいらした日本語学校の非常勤の先生方

皆さま、『できる日本語』関連で、何かご希望がありましたら、どうぞアクラスまでご連絡ください。オーダーメードの研修会を企画致します。

 

 

『漢字たまご 初級』の紹介記事(ジャヤニヤタイ「非漢字圏学習者を対象とした漢字指導」)

『漢字たまご 初級』の紹介記事を「日本語教育<みんなの広場>」に載せました。ぜひご覧ください。http://nihongohiroba.com/?p=2565

また、『漢字たまご』の基礎となった<ジャヤニヤタイチーム(有山・落合・立原)>による「平成17年度上級研修修了レポート:非漢字圏学習者を対象とした漢字指導~初級レベルの漢字の運用を目指して~」は、以下のURLからご覧いただけます。

レポート → H17国研上級研修修了レポート ジャヤニヤタイ

参考:「ジャヤニヤタイ」は、「絶対勝つ」という意味のシンハラ語です。

 「非漢字圏の学習者が楽しく学びながら、漢字を自分のものにする」ことをめざして、

 『絶対勝つ」という意味のシンハラ語『ジャヤニヤタイ』をチームの名前にしました。

シンハラ語ジャヤニヤタイ

シンハラ語ジャヤニヤタイ

JAYANIYATHAI

「できる日本語」特設サイト開設のお知らせ

このたび、「SPACE ALC日本語」に「できる日本語」特設サイトができました。 http://www.alc.co.jp/jpn/dekirunihongo/  「できる日本語」シリーズは、現在5冊目まで刊行されましたが、6月末の『漢字たまご 初級』をはじめ、続々出版される予定です。

この特設サイトでは、『できる日本語』の紹介だけではなく、日本語の教科書についてさまざまな角度から考えていきます。また、一方的な説明ではなく、皆さまからの感想やご質問にお答えしたり、各地での説明会を通して皆さまとの「対話」を楽しんだりできることを願っています。

「教科書が変われば、教師が変わる   

教師が変われば、学習者が変わる」