7月のアクラス研修報告「ともに考える〈多文化共生社会づくり~持続可能な未来のために ~」

話をする堀永乃さん

話をする堀永乃さん

20代半ばで浜松国際交流協会の専門職コーディネータとして活動を始めた堀さんは、町づくり・人材育成をキーワードにさまざまなことを仕掛けてきました。それは、集住都市会議が始まった翌年2002年のことでした。まさに専門職コーディネータ第一号として、走り続けてきた堀さん。そんな堀さんは、「対話を楽しむ」をモットーとするアクラス研修をするに当たって、次のようなことを考えてくださったそうです。 Continue reading »

6月アクラス研修のご報告「「移動する子ども」という記憶と力」(報告者:高畑伸子)

 

著者の川上郁雄さん

著者の川上郁雄さん

6月14日に実施した「アクラス研修<著者との対話『「移動する子ども」という記憶と力』(著者:川上郁雄さん)のご報告です。記事は元Virginia Beach City Public Schools ( ヴァージニア・ビーチ・パブリック・スクールズ)専任日本語教師の高畑伸子さんが書いてくださいました。

♪       ♪        ♪

6月研修の報告『「移動する子ども」という記憶と力―ことばとアイデンティティ』

                                       (報告:高畑伸子) Continue reading »

シンポ「日本語の談話とプロフィシェンシー」内容のご紹介

以前、ホームページにてシンポジウム「日本語の談話とプロフィシェンシー」(日本語プロフィシェンシー研究会主催)についてお知らせ致しました。2本のパネルとポスター発表をお伝えしたいと思います。

今回のシンポジウムでは、ポスター発表はもちろんのこと、パネルディスカッションでも、できるだけ皆様とのやり取りを大切にしたいと考えています。

実践の中の課題をどう考えていけばいいのか、理論をどう実践に生かしていくのか、実践研究のあり方は・・・・・・さまざまな切り口でシンポジウムを進めていきます。6月最後の土曜日、京都で「対話」をしませんか。場所は、京都(駅前)です。 Continue reading »

7月アクラス研修のお知らせ

7月のアクラス研修のお知らせです。 お知らせ→ アクラス7月研修のお知らせ2013.7.18

「ともに考える〈多文化共生社会づくり〉~ 持続可能な未来のために ~」

◆日時:2013年7月18日(木)18:30~20:30

講師:堀永乃(一般社団法人グローバル人財サポート浜松代表)

 「多文化共生社会づくり」に熱い思いを抱いて、さまざまな活動をしている堀さん。ホームヘルパー・介護福祉士講座を開き、ポルトガル語訳の教材を作成したり、大学生を巻き込んで町づくりを始めたり……。はたまた企業を巻き込んで、定住外国人のための新たな活動を始めたり……。「日本の未来のために、人材育成に真剣に取り組みたい」と語る堀さんとご一緒に、これから私たちが進むべき道について考えてみませんか。

          <講師からのメッセージ>

少子高齢化が進む日本社会において、国籍・言語・性別・年齢などの様々な違いを乗り越えて、多様な人の活躍を社会に活かすことが必要です。そのため在住外国人のため日本語教育は社会づくりの一助であることは間違いありません。皆さんとお会いして、これからの未来のために私たちの役割が何か、対話ができることを楽しみにしています。

 

5月研修の報告「地域日本語教育の展開と複言語・複文化主義」

 

話をする野山さん

話をする野山さん

5月10日(金)のアクラス研修は、地域日本語教育関連でした。タイトルは「地域日本語教育の展開と複言語・複文化主義」、講師は国立国語研究所の野山広さんでした。参加者は東京近辺だけではなく、名古屋、浜松、松本、栃木・・・と、さまざまな地域で日本語教育・支援に関わる方々でした。 Continue reading »

「看護と介護の日本語教育研究会」の第一回例会が開かれました!

総会で挨拶をする西郡代表

総会で挨拶をする西郡代表

4月27日(土)、昨年10月に日本語教育学会からテーマ研究会として承認された「看護と介護の日本語教育研究会」の第1回例会が開かれました。50名を超える参加者は、首都圏だけではなく、沖縄、広島、大阪など遠方からご参加くださった方もあり、活気溢れる第1回例会となりました。 Continue reading »

アクラス研修「『チュウ太の虎の巻』~介護・看護の日本語における「チュウ太」のおいしい使い方』のご報告

「チュウ太」について語る川村よし子さん

「チュウ太」について語る川村よし子さん

4月13日のアクラス研修<著者との対話>は、「チュウ太の母」川村よし子さんによる「介護・看護の日本語における「チュウ太」のおいしい使い方」でした。「リーディング・チュウ太」が誕生したのは1999年、日本語教育現場では、読解学習においていろいろな形で「リーディング・チュウ太」を活用してきました。何よりも無償であること、学習者にとって使いやすさを追求したソフトであることが、最大の魅力でした。 Continue reading »

「地域日本語教育〈起業家〉育成講座」から「巻き込むことの大切さ」を学ぶ(24年度文化庁委託事業)

 

キーワードを出し合って・・・

キーワードを出し合って・・・

地域日本語教育〈起業家〉育成講座」は、平成24年度文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育委託事業として実施されました。これは、浜松にあるCRIATIVA主催の講座であり、グローバル化が進む中で、地域の課題解決を目指し、それに取り組むことができる人材を育てることを目的として始まりました。受講生の自主性・創造性を重視し、ともに学び、ともに活動することをモットーにして開かれた講座であり、講座後半では、受講生がグループを作り、地域社会で実際に教室を立ち上げるという「大仕事」が企画されていました。 Continue reading »

2012年度のアクラス研修一覧(公開講座のみ)(2012.6~2013.3)

2012年3月に「一般社団法人アクラス日本語教育研究所」を立ち上げて、ちょうど1年になります。アクラスを「出会いの場」「対話の場」にし、さまざまな教師研修、著者との対話などを実施してまいりました。こうして、活発に活動を行うことができたのは、ひとえに皆様のご協力のおかげと、心より感謝しております。今後も、非営利団体として、さまざまなネットワーク作りを目指していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月~2013年の公開アクラス研修一覧  
   アクラス研修(公開分のみ)2012.6~2013.3

「『できる日本語』で多様な教育実践を!」のご報告(3.17)

まずはコンセプトの確認から・・・

まずはコンセプトの確認から・・・

3月17日、アクラス研修「『できる日本語』で多様な教育実践を!<実践者&著者、大集合!>」が行われました。

使っている機関、対象者、授業の形態はさまざま、使い方も実に多様でした。また、4月からの使用を予定している方や、今後の使用を検討している方も参加してくだいました。まずは、各自の課題をあげ、「自分だったらこうする」という実践例の紹介などを、参加全員でワイワイと紹介しあった3時間でした。ご自身の実践に基づく中身の濃いやり取りを、ここに再現できないのが残念ですが、当日出た意見・やり取りなどを幾つか皆さまとシェアしたいと思います。 Continue reading »