10月①アクラス<著者との対話>のお知らせ

10月8日(月)14時~16時に<著者との対話>を行います。
詳しくはPDFをご覧ください。10-①著者との対話お知らせ

■タイトル: 『にほんご会話上手!聞き上手・話し上手になる
           コミュニケーションのコツ15』

■著者:著者:岩田夏穂(大月短期大学経済科准教授)
         初鹿野阿れ(名古屋大学国際交流協力推進本部特任准教授)

■著者からのメッセージ
会話の上達には、学習者が自分の母語を参照しながら、日本語の会話の展開を意識できるようになることが有効です。また、流ちょうに話せるだけでなく、よい聞き手として参加できるようになることも重要です.そのために、どのような活動デザインが可能か、みなさんの実践の成果と課題を共有しながら、一緒に考えてみたいと思います。

博多での「公開ラボ」のご報告(9月9日実施)

スカイプでカンボジアから参加してくださいました

9月9日に博多の愛和外語学院で「第一回公開ラボ」が行われました。

(参考:「愛和外語学院第一回公開ラボ」のお知らせ http://www.acras.jp/?p=512

当日は、大きな丸テーブルがいくつも並ぶ教室に参加者が集まり、熱~~~い3時間を共有しました。定員30名のところ、希望してくださる方が多く、結局45名のご参加となりました。

『できる日本語』を素材にしての「対話」、やはり具体的な物があり、具体的な教育実践があることで、「対話」はさらにしやすくなるのだと改めて思いました。特に、今回の公開ラボでは、愛和外語学院の深江さんと妹川さんが2件の実践報告を周到に準備し、分かりやすく提示してくださったことから、「対話による他者理解・自己理解の深化」「新たな価値の共創」が、とてもよい形で進んでいきました。

深江さんからは、なんと公開ラボ実施の翌日には「報告記事」と当日使用した資料が送られてきました。「記事というより、感想文に近いものを書きました。よろしければ掲載ください。また、当日の資料を添付しています。こちらも、大丈夫です」というメッセージもいただきました。どうぞじっくりとお読みくだい。

深江さんの実践報告

 

深江さんの「公開ラボに関する記事」    9.9.公開ラボ記事(深江さん)

◆公開ラボ資料1(パワーポイント)       9.9.公開ラボ(資料1)[深江さん]

◆公開ラボ資料2(ハンドアウト5ページ分) 9.9.公開ラボ(資料2)[深江さん]

真剣に実践例を聞く参加者の皆さん

小倉「日本語教師ブラッシュアップセミナー」のご報告

溝部さんの司会でいよいよスタート!

9月8日の土曜日、小倉にある北九州YMCA日本語学校にて、「日本語教師ブラッシュアップセミナー」を行いました。私がお伝えしたいことは「教科書が変わると、教師が変わる。教師が変わると、学習者が変わる」ということでした。もちろんどんな教科書でも教師の使い方次第、つまりは教師の考え方一つでどんな教科書でも授業が違ってきます。しかし、そうは言っても、多くの教師が目の前にある教科書に引っ張られてしまっているのが現状です。そこで、上記のような思いで、ブラッシュアップセミナーを行いました。 Continue reading »

「<日本語サロン>『これからの日本語学校』を考える」の報告

 

及川信之さん(話題提供者)

及川信之さん(話題提供者)

先週、<日本語サロン>「「これからの日本語学校」を考えてみませんか」を実施しました。話題提供者は東京三立学院の及川信之さん、参加者は日本語学校の教務主任、常勤講師、非常勤、また専門学校の職員の方などさまざまな立場の方による集いとなりました。

「日本語学校を考える」集いをしようと思ったのは、アクラス日本語研究会会員の中には、日本語学校で働く先生方も多く、真剣に「これからの日本語学校をどうしたらいいのか」ということを考えたいという意見が多く聞かれることからでした。 Continue reading »

9月13日(木)の研修会のお知らせ(再)

先日、9月13日(木)実施の「『地域』で日本語教育として何をすることができるのか」という研修会のお知らせを出しました。その後、長い記事などが続いたため、「お知らせ」の中に埋もれてしまいました。そこで、再度アップすることにいたしました。まだ席に余裕がありますので、地域日本語教育に関心のある方、また、これから始めたいという方など、是非ご参加ください。アクラスの研修会は、「ネットワーキング」を大切にしています。 Continue reading »

9月27日(木)「著者との対話」のお知らせ

9月後半に行います<著者との対話>のお知らせです。

詳しくは、こちらをご覧ください 著者との対話『日本語力をつける文章読本』(門倉正美) Continue reading »

「OPIミニミニ入門講座その②」のご報告(8.8実施)

 

OPI理論の説明

OPI理論の説明

先週水曜日、「OPIミニミニ入門講座その2」を実施しました。実は、この研修は、3月にドイツのヘレンベルグで実施した3日間の教師研修の続編という位置づけでした。というのは、ドイツでの講義(8コマ)の中で、1コマだけ「OPIで授業力アップ」を図る」というタイトルでお話をしました。そこで、多くの方々が、インタビューを聞く中で、OPIの持つ力を知り、「もっと知りたい! そして、そのコンセプトを授業に生かしたい」と思われ、今回の研修会実施に繋がりました。

今回は、受講を希望なさった方で、「全くOPIについて学んだことはない」という方は、「それでは次回に・・・」とお断りすることにしました。それは、今回は「質問力」「話題のスパイラル展開」といったことは既習のこととして、より突っ込んだ判定、インタビューを仕方などについて話し合いをしたいと考えたからなのです。 Continue reading »

9月の研修会お知らせ「『地域』で日本語教育として何をすることができるのか」

「アクラス研修9月その1」のお知らせです。

アクラスでは、以下のように9月第一回の研修会を行います。講師は明海大学の西川寛之さんです。西川さんは、アクラスの理事でもあり、広く地域日本語教室などにも関わっていらっしゃいます。これからの日本社会で求められているのは、「地域力」です。その地域力を高めるためには日本語教育が重要な役割を担っています。さまざまな現場で働く人達がアクラスに集い、「日本語教育は何ができるのか、何をすべきなのか」についてご一緒に考えていきたいと思います。 Continue reading »

「介護の日本語」研修会の報告(7月26日実施)

話をする神吉宇一氏

話をする神吉宇一氏

7月26日、HIDA(旧AOTS)の神吉宇一さんを講師にお迎えして、「介護の日本語」研修会を行いました。当日参加なさった方の参加目的は実にさまざまです。

○日本語学校で留学生教育に携わっているけれど、今後介護の日本語に関わっていきたいという人

○EPA関連の日本語研修で数カ月フィリピンで教えてきた人

○現在は海外でさまざまな学習者を教えているけれど、いずれは「介護の日本語」に関わりたいという人

○まだこの道に足を踏み入れてはいないが、EPA関連の日本語教師募集があった時には、ぜひ応募してみたいという人

○「介護の日本語」はまだイメージできないけれど、とにかく知りたいと思って来たという人 Continue reading »

日本語サロン「『これからの日本語学校』について考えてみませんか」

 アクラス研修会8月その② 「日本語サロン<みんなで語ろう>
     「『これからの日本語学校』について考えてみませんか」

     →チラシ「アクラス研修会8月その②

◆日時:8月28日(火) 18時30分~20時30分

◆話題提供者:及川信之(東京三立学院副校長)

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 アクラス研究会の申込書には「関心のあること」として13項目並んでいます。そこには「日本語学校を考える仲間作りに関すること」という項目があります。そして、何人もの方が、「日本語学校の社会的意義をみんなで発信したい」「日本語学校のあり方について、仲間と一緒に語り合いたい」といった希望を書いていらっしゃいます。

そこで、「日本語サロン<みんなで語ろう>」を開催し、日本語学校について考える仲間と一緒に、ワイワイガヤガヤ本音で話し合いをする時間を持つことにしました。話題提供者は、東京三立学院副校長で、日本語教育振興協会の主任教員研修実行委員長も務めていらっしゃる及川信之さん。及川さんは、日本語学校関係者のネットワーク構築に向けて、あちこちで「仕掛け作り」をなさっています。当日は、さまざまなお話が飛び出すことでしょう。なお、「日本語サロン」終了後は、希望者で中野近辺で「飲み会」を実施する予定です。

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■場所  アクラス日本語教育研究所 (中野駅南口3分、詳しくはHPをご覧ください:http://www.acras.jp/

■定員  20名(先着順とします)

■受講料 無料(ただし、資料代および茶菓代として500円いただきます)

■申し込み方法 メールでお申し込みください。
                メールアドレス:general@acras.jp 

    ※ご質問は、嶋田まで(kazushimada@acras.jp   03-3380-5352)