地域社会の中での盆踊り大会~継続性のある活動を~

今年も7月18日、谷戸運動公園で盆踊り大会がありました。この盆踊り大会は、イーストウエスト日本語学校の留学生たちがとても楽しみにしているイベントの一つです。

城山ふれあいの家での練習風景①

城山ふれあいの家での練習風景①

単にイベントに参加するのではなく、地域の公民館での事前練習にも参加し、地元の皆さんと触れ合い、本番盆踊りに臨みます。この練習会には近所のお子さんも参加し、いろいろな人といっしょにワイワイ言いながら、踊りの先生に手取り足取り教えていただきます。

 

そして迎えた盆踊り当日、今年もいつも通り、授業が終わって6時から着付けが始まりました。先生方が手分けして、参加する学生さんに着せるのですが、今回は「授業見学・ビジターセッション」に参加した清泉女子大学の学生さんも着付けから手伝ってくれました。こうして、一つの交流活動が、さらに次の活動へとつながり、それが継続されていくことがとても重要なのだと思います。

 

私自身もぜひ参加したいと思っていたのですが、今年もまた仕事(長崎出張)と重なり、叶いませんでした。大学生には、次の授業の時にみんなの前で報告してもらい、またイーストウエストに出かけて行って、参加した留学生から感想を聞きました。

 

城山ふれあいおの家での練習風景②

城山ふれあいおの家での練習風景②

さてさて、来年はどんな盆踊り大会になるのでしょうか。今から楽しみです!

 

■Aさん(韓国、女性)

とても楽しくて、日本人は、盆踊りダンスをするのを見て、私も上手にダンスしたいと思いました。前で踊っている日本人を見ながら、いっしょうけんめい踊りました。気持ちがとってもよかったです。音楽と一緒にやる、まつりをする……こういうのは韓国にはありません。食べ物も安くて、おいしいし、来年もまたやりたいです。

 

■Bさん(ミャンマー、男性)

音楽が気持ちがいい。聞いてみんなで一緒に踊って、いいですね。ミャンマーじゃ、祭りはありますけど、若い人はしません。あの盆踊り、古い感じだけど、若い人も、子どももみんないっしょにやって、楽しかったです。

留学生の着付けを手伝う大学生(塩入さん)

留学生の着付けを手伝う大学生(塩入さん)

 

 

■Cさん(台湾・男性)

おもしろかった。踊りが本当におもしろい。古いまつりで、特別な感じがしました。外国の祭りは初めて参加しましたけど、また来年も参加したいです。

 

■Dさん(台湾、女性)

本当におもしろかったです。この踊りは、とても難しくて、練習もしましたけど、覚えるのがたいへんでした。なんか、台湾の夜市みたいな感じですけど、日本の祭りは食べ物を食べるだけじゃなくて、中に入っていっしょに踊ったりするから楽しいです。浴衣はすきですけど、日本の夏は暑いから大変。こうやって巻くの(帯のこと)は苦しいし……。でも、着たのは本当に嬉しかった。これからも、日本のいろんなこと知りたいし、参加したいです。

盆踊り大会②

盆踊り大会②

 

 

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<これまでに載せた盆踊り関連の記事>

◆留学生、地域の人々と盆踊りを愉しむ(2011.7.25)

http://www.nihongohiroba.com/?p=1608

 

◆地元の一員としての日本語学校(2011.7.29)  http://www.nihongohiroba.com/?p=1644

(さまざまな地域との交流について紹介しています)

盆踊り大会①2014.7.18

盆踊り大会①2014.7.18

 

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